言霊の幸わう国

踊る街

 今朝、乗り換えのためにホームに立っていた。
 ぼんやり電車が来るのを待っていたら、1度止んだ雨がまた降り出した。

 不規則ないくつもの雨粒が、規則的なリズムを刻む。
 呼応するように真上のホームの蛍光灯が、点滅した。

 駅から会社までの道で、背の高い建物に囲まれた街路樹が、さっとひと筆撫でられるように吹いた風に揺れた。
 一斉に木々が騒ぎ、まだ七分くらいの色づきのでも枯れた葉が降り落ちてきた。

 黙っていても、街はざわめき踊る。
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by fastfoward.koga | 2008-11-28 08:16 | 一日一言 | Comments(4)
Commented by akari at 2008-11-28 09:55 x
何だか詩的な記事で素敵です・・・kogaさんはたくさん本も読んでいる方だし、言葉の表現がすごく幅広いですね、毎回感心しますよ。
毎日見てる景色でも、気分によって少し違って見えることってありますよね?!・・・・私もたまにはざわめき踊りたいな・・・笑
Commented by mackworld at 2008-11-29 21:52
■情景の切り取り方が
スマートだすなぁ。
目に浮かぶ言葉って結構難しいんだよねー。
色合いや質感は見えても
音が聞こえてこないと入り込めないから・・・
「一筆」で風の音が聞こえますた。
Commented by fastfoward.koga at 2008-11-30 21:21
akariさん、こんばんは。
感心だなんて、恐縮です。
わたしはこれくらいしかできないから、と改心しました(↑)。

わたしもざわめき踊りたいです(笑)。
Commented by fastfoward.koga at 2008-11-30 21:22
mackさん、こんばんは。
スマートっすか? ありがとうございます。
音が聞こえる文章って、難しいな。確かに。
音か、音ね。ふむふむ。