言霊の幸わう国

踊る街

 今朝、乗り換えのためにホームに立っていた。
 ぼんやり電車が来るのを待っていたら、1度止んだ雨がまた降り出した。

 不規則ないくつもの雨粒が、規則的なリズムを刻む。
 呼応するように真上のホームの蛍光灯が、点滅した。

 駅から会社までの道で、背の高い建物に囲まれた街路樹が、さっとひと筆撫でられるように吹いた風に揺れた。
 一斉に木々が騒ぎ、まだ七分くらいの色づきのでも枯れた葉が降り落ちてきた。

 黙っていても、街はざわめき踊る。
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by fastfoward.koga | 2008-11-28 08:16 | 一日一言