言霊の幸わう国

明けて思うこと

 久しぶりに年を寝て越した。
 大晦日は23時前には寝て、1度起きたらもう0時を過ぎていて、そのまますとんとまた眠りにつき、5時半に鳴らした目覚ましで飛び起きた。
 仕事と言えどもせっかく早起きしたのだからと期待していた初日のでは、残念ながら曇り空で見ることはできなかった。

 電車にはすでにお正月ムードが漂っていたけれど、特別なことをなにもしないで年を越しうちを出てきたので、シートでうとうとするまでは馴染めない車内の空気に少しイラッとしていた。
 でも電車を降りて、駅のすぐそばを流れる大川とずっと向こうにそびえ立つまだ静かなビル群を見ていたら、正月気分はないものの清々しさを感じた。

 正月らしさを感じたのは帰りの電車あたりで、車窓から見える沿線の神社がある駅はいつもと違う賑わいがあった。
 それに負けじと、わたしも仕事帰りに友人と待ち合わせ八坂神社へ初詣に行った。
 お参りもさることながら楽しみにしていたのはおみくじで、今年の運試しとも言えるおみくじに結構力が入っていたのだけど、結果は振るわず。
 わたしが半吉、友人は凶だった。
 ふたりして正月からなんやねんと妙にきもちがしょんぼりとしてしまい、おかげであまりの落胆振りに書いてあったことが読んでも頭に入らなかった。
 もうあかん、これだけはと、「旅行」に書かれた方角だけ覚えておけばいいと、あとは境内に張られていた綱に結んでおいた(ちなみに書かれていたのは、北東と北西)。
 しかしこれではいかんと本水晶の開運のお守りを購入して、今もそれを眺めながらちょっとでも運気が上がってくれたらいいなと、控えめに期待しているこんな正月。


 昨年末にいろいろときっかけがあり、今までになく客観的に自分の将来を考えた。
 仕事のことも、恋愛や結婚のことも、家族のことも、自分という人間のことも、なんとかなるやろうではなく、多少流れをコントロールしつつもそこに身を任せる力量が必要なんじゃないかと考えるようになった。
 1年というスパンは35年の中で長くもあり、短くもあり、どちらとも思えるということはどちらにも転べるということなので、無駄にしてはいけないという力の入れ具合ではなく、もう少し自然体で時間を大切にしたいなと思う。
 そしてそんな志がいつしか実を結んで、なおかつその姿勢が後に続く誰かの励ましになれればと、僭越ながらそんなことを考えたりもする。

 とりあえず、今は目の前にあることをやるだけ。
 やりたいこととやるべきことは違うと、まだ高校生くらいのときに初めて聞いた。
 確かにそうだなと、頷ける。
 でも大人としてやりがいは、そのバランスへの配慮なのかなと思うようになった。
 ついついやるべきことを優先してやりたいことができないと言いがちだけれど、バランス調整はほんとうは自分でやってこそ大人の本領発揮なのだ。


 ということで、バランス感覚を鍛えつつ、今年もこうしてやっていこうと思います。
 みなさま、今年もよろしくお願いいたします。
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by fastfoward.koga | 2009-01-03 11:04 | 一日一言