言霊の幸わう国

知らぬ間に

 月曜日の夜、夕飯を食べたあたりから胃が重いと感じていた。
 そう感じつつ支離滅裂な文章を書き(↓)、月9を見る前に胃薬を服用した。
 ベッドの上でくの字を右に左にとひっくり返りながら、瑛太はやっぱりいいなーと思う反面、いつ胃薬が効いてくるのかと頭の半分で思っていた。
 そのあとお湯に浸かったのがよくなかったのか、ふとんに入ったくらいから痛みが増してしまった。
 そこからはずっと体はかなり内角の狭いくの字になって、ひと晩を過ごした。
 仰向けにはなれなかったので寝返りをうつたびに目が覚めて、明日は半日年休をもらおうと考えていた。
 が、朝起きてこれは無理だと判断して朝会社に電話をかけた。

 病院が混みあう時間と痛みが治まる時間を検討して、11時過ぎに近くの町医者へ向かった。
 診断は腸炎だった。
 暴飲暴食も、ウィルスも思い当たるところがなく、結局のところ納得がいかないけれど疲れが弱いところに出たということなのかと思うことにした。

 生まれて初めて点滴をしてもらい、これがほんとうに自分の体内に入るものなのかと訝しげに思いながら、目を閉じることもせずひたすら落ちる滴を、小一時間眺めていた。
 自分で自分のここが弱いと自覚していない部分を突かれることは、痛い。
 でも弱いと自覚しているにも関わらず、わかっていながら突かれて痛かったことが、これまた痛かった。
 
 体調管理も精神管理も、結構できているつもりだった。
 自分の中にあるものには、めいいっぱい耳を傾けていると思っていた。
 けれど結局今日も会社を休んで、鈍い痛みの間にふいにやって来る鋭い痛みの波に気をとられるのが嫌で、1日眠ってばかりいた。
 横になり、テレビを見てはうとうと、本を読んではうとうと。
 これだけ寝ても眠れるということは、自分の理解の範疇を超えた疲労がどこかにあったのだろうか。

 自分のことなのに自分の知らないところでなにかが起こることが、病の怖さなのだと思った。
 疲れに負けない体を作っておかねば、やるべきこともやりたいこともできない。
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by fastfoward.koga | 2009-01-14 20:01 | 一日一言