言霊の幸わう国

岩手懐古・録  【風邪っぴき】

 Y嬢とわたしは、岩手への旅の最中風邪をひいていた(ついでに言うと、お見送りにきてくれたY嬢の彼氏もだった)。
 旅の道中、マスクをしたりのど飴を舐めたり薬を飲んだりのどスプレーを持参したりと、お互い体調の悪さをカバーしていた。
 1日目はたぶんY嬢のほうが体調はよくなかった。
 でも2日目はわたしのほうがまいっていた。

 1日目夕方ホテルの部屋に入ると、即座に加湿器をフロントにお願いした。
 ホテルの人はすぐに部屋まで持ってきてくれ、Y嬢とああでもないこうでもないと用意をした。
 がどうもうまく動かず、でもまあいいかと思うきもちが勝り、1日目の夜はそのまま寝てしまった。

 元々ホテルの部屋は乾燥しているものなので、わたしは枕元にのどスプレーを置き、マスクをして眠った。
 が、その数日前に買ったばかりのマスクはサイズが合わずわたしにはゆるゆるで、寝ている間に外れてしまい、朝起きたときには前日よりも喉の痛みが増してしまっていた。
 しかも暖房を切ったつもりで寝ていたので暑さにもやられ、熟睡できずに物足りなさを感じる睡眠になってしまった。

 2日目は岩手を離れ、新幹線のこまちで秋田・角館へ向かったのだけれど、1時間弱の車内で眠くて眠くて仕方なかった。
 食後食後にちゃんと処方された薬をなくなるまで飲んでいたY嬢に対し、わたしは眠くなるのがいやだなという思いだけで風邪薬は一切飲んでいなかったというのに。
 結局眠くなるならちゃんと飲めばよかったと、あとで少し悔やみ反省した。
 2日目の夜はちゃんと加湿器が効果を発揮したおかげか、最終日はさほどのしんどさは感じなかったのでよかったのだけれど。

 よく考えると今まで体調が万全でないときに旅をしたことはほとんどなく、なんで調子に乗って薬も飲まずにいたのかなとあとになってから思った。
 それはきっと、過信だったのだろう。
 まだまだこれくらいなら大丈夫、楽しんでたらそのうち忘れる、という過信。

 旅前に風邪をひいてしまったこと自体が不覚だったけれど、ひいたあとのケアが不十分だったのも事実。
 当たり前だけれど、旅は自分というフィルターが良好な状態でなければいけないなと実感した。
 健康第一。
 これは旅の必需だ。

 Y嬢、迷惑かけたな。
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by fastfoward.koga | 2009-03-03 20:05 | 旅行けば