言霊の幸わう国

成長過程

 今日は入学式に出席した。

 何度も前は通ったことのある大学に、初めて足を踏み入れた。
 通りからはまず長く急な階段を上らなくてはいけないその場所は山のふもとにあり、そのロケーションはかつて高校を卒業してすぐ通った大学を思い出させた。
 どうもわたしは山と言うか丘と言うか、坂の多い場所に吸い寄せられるらしい。
 今度も階段を上り下りして、学内を歩き回らなくてはならない。
 
 構内はまるで迷路のようで、入学式でもらった地図を見ないとろくに移動もできなかった。
 でもそれは以前も同じで、次第に慣れてゆくのだろうと思うとそれも楽しいことに思えた。
 馴染む場所があるということは、いいことなのだ。

 入学式に向かう道すがら、ひとつ思ったことがある。
 歳を重ねる間に、予想したり想像したりして対応できることがだんだん増えてゆく。
 それはそれでもちろん大切な学びなのだけれど、やっぱりそれ自身を体験しないと感じられないことはある。
 それを、春にしては強い陽射しを浴びながら実感していた。
 そしてこれも、体験してわかったことのひとつだ。

 今のわたしにしかできないことがあり、逆にそれを選んだがためにできなくなることもある。
 どっちにせよそれは自分が選択したことの結果であり、その繋がりが自分の毎日なのだから、決めたことは信念を持ってやり遂げなくてはならない。

 人は死ぬ直前まで成長できる。
 という言葉を信じて、やってきまひょ。
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by fastfoward.koga | 2009-04-12 22:56 | 一日一言