言霊の幸わう国

ユニコーーーーーン

 あぁ、これがわたしの青春やったんやー、と思った。
 存在すらもすっかり忘れていた感覚をしまった抽斗が一気に開くと、中身が飛び出す勢いに耐えられずジタバタした。
 まさに足を踏み鳴らした。

 16年。
 生まれたてのこどもも高校生になるだけの年月。
 正直、えーもうそんなに経ったんやっけと思う。
 でも経った。間違いなく。
 開演前に、あのころ知らなくて今知ってるものはなんだろうと考えた。
 会場の中の空気はちっとも変わっていなくて、同じように会場を待っていたときのことが自然に思い出された。
 あれはたぶん京都会館。だとしたら、高校生のとき。

 不思議なもので、うまく鍵がはまれば、埃をかぶっていたはずの記憶も感覚も古さを感じさせない。
 思い出すことは山ほどあって、それは自分で制御できるものでもなく、1曲目始まってワンコーラス終わるまでじらして緞帳が落ちたあと、ステージを見たらうるうるした。
 昔と同じように5人がステージに並んでいる絵は、壮観だった。

 ステージ構成、照明、大画面の使い方はさすがやな、大人やなあと思った。
 よい加減でみんなおっさんになっていて、でも逆にちょっとしたところは昔と同じでうれしくなった。
 特に、EBIさんがベースを弾くときちょっと左足を上げる仕草をしたとき、キャーッと舞い上がった。

 本編2時間。アンコール2回で1時間。計3時間。
 でも長さも疲れも感じさせなかった。
 おっちゃんたちは休んでいないように見せてうまく休み、わたしとK嬢はひたすらはしゃいだ。
 あんなにはしゃげるとは予想外。
 おっちゃんらは、すごい。

追伸 : すったもんだで迷惑をかけてしまったY嬢、Oさん、ふたりのお心遣いで楽しませていただきました。
      どうもありがとう。
      
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by fastfoward.koga | 2009-05-09 11:06 | 一日一言