言霊の幸わう国

おすすめします その2

 紹介するのは、大学時代に「児童文学」を受講し、薦められた本の中の1冊。岩波少年文庫から出版されているが、大人でも十分楽しめるお話だ。

 E.L.カニグズバーグ著 「クローディアの秘密」

 お話は、少女クローディアが弟のジェイミーを誘い家出をし、ニューヨークのメトロポリタン美術館でこっそり生活を始め、そこでミケランジェロ作とされる天使の像と出会い、その謎をとこうとする、といったものだ。
 クローディアは感心するほど念密な計画をたてるとても頭のいい女の子だ(わたしはこのクローディアが大すきだ)。でもお話の終盤でそのクローディアが「予感がする」と突発的な行動にでる。その部分がわたしはとても気に入っている。
 他にもたくさん、お気に入りの場面があるが、あまりネタばらしするとつまらなくなるのでやめておくが、とにかく、クローディアとジェイミーが次はどんなことを考えるのか、どんなことをするのか、ほんとうにドキドキ、わくわくさせられる。

 児童文学だから、と言わず、ぜひ読んでほしい。
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by fastfoward.koga | 2005-03-19 01:03 | 本の虫 | Comments(1)
Commented by h-rokuro at 2005-03-19 20:05 x
私にもおすすめが!
「ふたりのイーダ」 by松谷みよ子
童話には珍しい原爆がテーマになっています。古い洋館を動き回って、おしゃべりまでしてしまうイスと イーダという小さな女の子のお話。

最初に読んでから およそ20年。一度も読み返したことがなかった。だって紛失しちゃったから。絶対もう一度買おう買おうと思いつつ今に至ってたんだけど。出会いましたね。本屋でバッタリ。つい先日。
児童書コーナー ぶらぶらして探すともなく本棚を見てたら!
うそっ とか言いながらひっつかんで お買い上げ。あんなに機敏に動いたことは あんまりないかもねえ。
自分がどうして この話に惹かれていたのか、忘れられずにいたのか、再確認中。今度貸してあげるね。