言霊の幸わう国

自問自答 『33の質問』

 今までに体験したことのない種類の暗黒が訪れた。
 山田ズーニーの言葉を借りるなら、今のわたしの状況は。
「『問い』が立たない」。
 それは、「考えない、あるいは、考えられない、そんな頭が止まってしまった状態」を指している。

 自分の中の違和感を探っていくと、自分が問えていないことに気づいた。
 常に探しているのは答えだと思い込んでいたけれど、欲していたのは問いなのだ。
 問いがあって、考え、答えを出す。
 きっとわたしはその一連の作業を、狂おしいほど好いている。
 それをより明確にするために、わたしは書くことを必要としている。

 大学の課題を含め、書かなければならないものは目の前に山積みだ。
 でも書き出せない。
 書くことが見つからないのだ。 

 日薬を期待して、しばらくなにも書かずにいた。
 毎日の過ごし方を振り返って、反省もした。
 結局のところ、自分が動かないと書きたいものなどやっては来ない。

 できることはと考えて、山田ズーニーの『おとなの小論文。』を読み返した。
 その中にもやはりと言うべきか、「考えるための小道具を手に入れる」と名づけられた章で問いの探し方が書かれていた。
 答えを探すのではない、問いを探すのだ。
 その言葉に励まされながらページを捲っているうちに、谷川俊太郎の『33の質問』という本があることまで辿り着いた。

 ほんとうは自問自答を自製できるのが、一番いい。
 でも今はそれができないから力を借りようと、本を開いた。

 これからちょっとずつ、問うていこうと思う。
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by fastfoward.koga | 2009-06-17 22:18 | 一日一言 | Comments(2)
Commented by akari at 2009-06-17 23:09 x
この世界はおそらくきっと、問いかけと答えとが混同することの連続で(私だけか・笑)、時々全てが面倒になります。(私だけか・笑)

だから、前向きとか後ろ向きとかさえ、実はよく分からなくもなるけど、コガさんの、ちゃんと進んでいるかんじ、が私は好きです。
シャン、って音が聞こえるようで。
Commented by fastfoward.koga at 2009-06-18 21:47
akariさん、こんばんは。
温かいお言葉、ありがとうございます。
いつもシャンとしていたいと思っているのです。
でも実際はなかなかそうはいかず、行きつ戻りつしております。

世の中面倒になること、多いですよね。
でも厄介かな、面倒の中に飛び込んでいる気もします(笑)。