言霊の幸わう国

浚われる

 突然、雨が降り出した。
 嵐のように、風も強く吹いている。
 窓を閉めて、テレビのボリュウムを上げた。

 雨が窓を打ちつける音が、とてつもなく大きい。
 雷のゴロゴロする音も聞こえてきた。
 その中で、眠れるだろうか。

 急に、浚われる、と怖くなった。
 砂地の足元を掬われるように。
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by fastfoward.koga | 2009-06-22 22:54 | 一日一言