言霊の幸わう国

祭りの日

 祇園祭の今日。
 美容室に行く支度をしながら、KBS京都の生中継を見ていた。
 アナウンサーはさすがに標準語を話しているが、それ以外のゲストはみな京都弁で、そのおっとりとしたリズムがコンチキチンのお囃子と耳に馴染んだ。
 雨が降るか降らないか微妙な色をした空の下、絢爛豪華な鉾や山が京の街をゆっくり走る。
 たまには見に行くのもいいかな、と思った。

 美容室を出たあとは、その足で四条まで買い物に出かけた。
 午前中は人だけでなく鉾と山でごった返していた四条通は、すっかりいつもの顔に戻って車がなにもなかったように行き来していた。
 祇園祭の山鉾巡行で常に先頭を行く長刀鉾も、絢爛豪華な衣装は脱いだあとだった。

 それでも、シートでささっと化粧を落とした夜の女の顔のようにスッピンにはなりきれない祭りのあとの京の街。
 これからが夏本番。

 蒸し暑おすえ。
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by fastfoward.koga | 2009-07-17 21:23 | 一日一言 | Comments(0)