言霊の幸わう国

タイムテーブル ・・・8月24日(月)

★8月24日(月)
 8:51 古河駅発 ⇒(東北本線)⇒ 9:08 小山駅着 
 9:34 小山駅発 ⇒(水戸線)⇒ 10:31 笠間駅着   -笠間散策(昼食)-
 13:31 笠間駅発 ⇒(水戸線)⇒ 13:40 友部駅着
 13:43 友部駅発 ⇒(常磐線)⇒ 13:58 水戸駅着   -水戸散策(夕食) -


 22日(土)・23日(日)に東京都内で開催されたスクーリングを終え、わたしはその足で東北本線(宇都宮線)に乗り込み、古河駅に向った。
 駅から少し離れたところにあるホテルへチェックインしたころには、空には星が見えていた。
 ひときわ光るその星と目が合ったとほくそ笑んだら、シャッと勢いよく閉めて部屋でひとりやったーと飛び上がった(比喩ではない)。
 それまで押さえていたいよいよ夏休みだというきもちは、ここで溢れ出てしまった。


 旅をしているといつもぶち当たる壁が、ある。
 それは、月曜日問題(自ら命名)。
 月曜日は美術館や博物館が軒並み休館になるのだ。
 今回もそれは頭のどこかに置いていたはずなのに予定を考えている間に忘れてしまい、前日ガイドブックを捲りながらようやく思い出した。
 古河市内では文学館など行きたい場所は何ヶ所かあったが、結局断念して予定を早めて出発した。
 小山で水戸線に乗り換えるあたりでは結城で途中下車してもいいなと思っていたのに、シートに腰掛けたら眠気が襲ってきて、どうにもこうにも対抗できず結局うとうとする中でああもうだめだと、笠間へと行き先を変更した。
 元々結城に寄るつもりはなかったから、また今度、そう寝ぼけ眼で呟いた。

 笠間市内は、駅前のレンタサイクルを使って散策した。
 ここでも月曜日問題にぶち当たることになるのだけれど、それはもう仕方がないと茨城県陶芸美術館や日動美術館は諦めてそれ以外のところをと自転車を走らせた。
 まず向ったのは、陶芸美術館のある芸術の森公園。
 広い敷地はアップダウンが大きく、自転車だろうと徒歩だろうと重いリュックを持っているわたしにはとうてい無理と、駐車場近くの場所だけぐるっと歩いてみた。
 そのあと我ながら驚くほどの遠回りをして(ほんとうは5分で行けるところを20分ほどかけて行った)、「cafe WASUGAZEN」というお店でお昼を食べた。
 ここのコンソメスープがほんとうにおいしくて、久しぶりにこんなおいしいコンソメスープを飲んだなと力強く思った。
 まだ旅の体になっていないせいか、陽射しとリュックの重みと久々の自転車で想像以上に体力を奪われていたわたしは、そのスープと食事のおかげで生き返ったような気さえした。
 その蓄えた力で坂道を乗り切り、最後は笠間稲荷へお参り。
 尾道で見た狐の夢がトラウマとなり、参道のにいるお稲荷さんすべてにこんにちはと挨拶をしていく。
 失礼のないように心がけたつもりだったが、お参りをしたあとおみくじを引くと凶が出て、思わず大きく息を飲んでしまった。
 でもここでお稲荷さんを責めてはならぬと、行きに通った参道を今度は失礼しまーすとまた挨拶しながら帰ってきた。

 笠間駅で40分ほど、電車待ち。
 このころから頭痛がしだし、ホテルの枕が合っていなかったせいだなと首や肩を回したり揉んだりしていた。
 でも一向に頭痛は取れず、水戸駅に着いたらすぐにホテルへ向った。
 重い荷物だけでも置いてしまえばと思ってフロントに行くと、もうチェックインができますよと言ってもらったので、そのまま2時間ほど頭痛薬を飲んで昼寝をした。
 起きるとまだ少し頭に重さを感じるものの眠気がとれた分だけスッキリしたので、涼しい風の吹き出した夕方の偕楽園を散歩することにした。
 これまた地図で方向だけ確認するだけで適当に歩いたため、どう考えても遠回りで偕楽園へと辿り着いた。
 夕暮れ時の偕楽園、そして千波湖はランニングする人、散歩する人、帰宅途中らしき人、井戸端会議中の人がたくさんいて、水戸に住まう人たちの日常に紛れ込めたようなきもちになった。
 千波湖は周囲が3.1キロあるそうだが、そのうちの3分の2を歩いているうちに太陽は西の空へと徐々に沈んでいこうとしていた。
 この旅ではその後も夕暮れの空を見上げることになるのだけれど、視界の中のすべてのシルエットがぼやけてゆく様は何度見ても飽きることはなかった。
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by fastfoward.koga | 2009-09-01 21:06 | 旅行けば | Comments(0)