言霊の幸わう国

浮く言葉

 先日、本屋で見かけた、穂村弘×東直子の『回転ドアは、順番に』。
 あちらこちらで名を聞いていた穂村弘。
 頭のメモには記していたが、なかなかご縁がなかった。
 でもやっときっかけができた。

 「星たちが歌いはじめる 水圧でお風呂の栓がぬけない夜に」

 この、穂村弘の短歌を何度も読み返したくて、でもその度に本屋に来てこの本を広げるわけにもいかないので、買った。

 今日は、新聞広告で見ていた『BRUTUS』を買った。
 特集は「美しい言葉」。
 まだペラペラ捲るだけしかしていないが、いい。

 ずっと超がつくほどの長編小説や難解な文章を読んでいたせいか、さらっとしている言葉やその羅列にきもちが惹かれる。
 なんだろう、今無性に誰かにハガキを書きたくなった。
 手紙のように思いを100%以上託さない、書きながら書くことを考えられるハガキ。
 残念ながらうちでハガキが書けない性質なので、どこかへ流れて辿り着いたところでペンを持つとしよう。

 そのとき、わたしはいったい何を見ているのだろうか。
 本当に、書きながら考えて書けるのか。
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by fastfoward.koga | 2009-10-17 22:59 | 一日一言