言霊の幸わう国

ないものねだり

 先日のスクーリングで、この春大学生になる女子高生が助手としてわたしのいるグループについてくれた。
 とてもかわいらしい女の子で、すでに自分らしさを身につけている雰囲気が漂っていた。
 それがとても感じのよい空気で、気をつけていないとじーっと見てしまいそうだった。

 自分の18のときとは、大違い。
 グループに属していたのはわたしをはじめ、みな彼女より年上。
 それでも物怖じせず、助手としての役割をしっかり果たし、みなから頼りにされていた。
 ほんとうに、一緒にいてもきもちのいい女の子だった。

 若さをうらやましがったのではない。
 ただ、彼女と自分の年齢の間にある、差分の時間をうらやましく思った。
 ちょっとあせっていると、アンテナが敏感にそんなきもちをキャッチしてしまう。

 年末年始、手相を見る番組を何度か見かけた。
 偶然付けたテレビのわりには、左手と画面を熱心に見比べた。
 生命線、感情線、頭脳線、そして手を傾けて結婚線を見て愕然。
 ものすごくしっかりした太い線が、長くゆるいカーブを描いて下降していた。

 年末に友人H氏と飲みに行ったとき、はよええ話聞かせてやーと何度も言われた。
 どうもそんな気配を自分で感じてないなあ、と正直に思ったことを口にした。
 それがいけなかったのだろうか。
 目の前にあると別に、と気にもならないのに、姿が見えなくなった途端に惜しくなる。

 でも、人は日々進化。
 18のときの後悔は踏み台に、左手には爪で型押ししてみたり。    
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by fastfoward.koga | 2010-01-15 21:58 | 一日一言 | Comments(2)
Commented by tammy at 2010-01-15 22:53 x
爪で押すより、赤いボールペンで書くのが良いと新大久保の母が
テレビで言ってました(笑)
コガさん、まだまだ~。
私にとってはコガさんも年齢の差を感じる範疇ですよ。
私の年になったら、残りの人生の時間を数えはじめます(悲)
でも、時間は平等に過ぎて行くのです。
Commented by fastfoward.koga at 2010-01-17 17:27
tammyさん、こんばんは。
赤いボールペンですね。
ステキな情報ありがとうございます。
早速、線を上向きに書きました(笑)。

学校にいると、あら? わたしはまだひよっこの部類かしら? と思うことがあります。
年齢というより、経験でしょうか。
今はどっちつかずですが、平等に過ぎる時間にしっかり足跡をつけておきたいと思います。ハイ。