言霊の幸わう国

 阪神大震災から、今日で15年が経った。
 今年は改めてあの日のことを、そしてそこから経てきた時間を振り返ろうとする動きが、1月に入ってからあちこちで感じられた。
 お正月明けからあまりゆっくり新聞もテレビニュースも見られなかったわたしは、ぼやっとしている間に今日を迎えてしまった。

 朝起きてからテレビをつけていると、15歳の神戸のこどもたちの顔がいくつも映ったCMを見た。
 思わず膝元に広げた新聞から目を上げ、1分ほど画面をじっと見つめた。
 そうか、あの年生まれたこどもたちは今年15歳になるのかと、当たり前のことを噛みしめた。

 15年前、わたしは大学生だった。
 そして15年経った今、また大学生になっている。
 あのころ思ってもみないところを、わたしは歩いているのかもしれない。
 でも確かにあの日からここまで、歩いてきた道は続いていたのだ。

 すべての人が、この先歩いてゆく道が、希望に照らされているといいなと願う。
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by fastfoward.koga | 2010-01-17 17:23 | 一日一言