言霊の幸わう国

1月の巻

1  村上春樹   めくらやなぎと眠る女
2  丸谷才一   思考のレッスン  


(テキスト)
・西岡常一・小川三夫・塩野米松
            木のいのち木のこころ<天・地・人>
・吉本哲郎   地元学を始めよう ※
・佐藤郁哉   フィールドワーク増訂版―書を持って街へ出よう


 今年の年越しは、珍しく読みかけの本3冊とともに迎えました。
 正月休みの間にもっと読めるかと思っていたら、暖房の効いた部屋で本を開くと眠くなってしまい、昼寝に突入するパターンが多く、ちびちび読む程度で終わってしまいました。

 それにしても、村上春樹の『めくらやなぎと眠る女』はおもしろかったなあ。
 これは『象の消滅』に続いて、新潮社がニューヨークで発表された村上春樹の短編をまとめたものです。
 よって、すべて読んだことのある短編小説ばかりでしたが、並び(編集)が違うとまた違った印象を持ちます(一部改訂等あり)。

 特にこのシリーズ、わたしは装丁がとても気に入っています。
 カバーは透明で、『象』は黄色、『めくらやなぎ』はピンクの装丁が透けて見える作りになっています。
 本を左手で支え、右手の親指でページ部分をずらしてパラパラしたときの感触が、するするつやつやしていてこれまたきもちがいいのです。
 厚さは結構あるので手に馴染むとは言いがたいですが、表紙がなんとなく指に吸い付く感じがします。
 実は、そういうことも本を読む楽しみのひとつだったりします。

 相変わらず本屋に行くと、あれもこれも読みたいとうずうずしますが、まずは机の上に積まれた数冊を読み切ってしまいましょう。
 ああ、でも、今年の本屋大賞にノミネートされた本が気になります・・・。
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by fastfoward.koga | 2010-02-02 21:58 | 本の虫