言霊の幸わう国

快感!

 本を読まずに一日終わることはそうそうないわたしだが、今はノリにのって次々と本を読破している。
 今日もいい具合に読みたい本が見つかって、2冊お買い上げ。ゴキゲンで帰ってきた。

 ほんとうにいい! と思える小説は、いつも以上の集中力でページをめくらせ物語の中にひきこんで、読み終わったあとはどっぷり余韻に浸らせる力がある。
 今までに、そういう小説にはいくつか出会ってきた。
 そのすべてに共通することは、ストーリー展開のおもしろさはもちろんだが、登場人物のキャラクターが特に魅力的だということだ。

 昨年、夢中で読んだ「鬼平犯科帳」の長谷川平蔵の義理堅さとあふれんばかりの人情味、人の上に立つ人間としての立ち振る舞いのカッコよさ。
「コインロッカー・ベイビーズ」のキクの「自分の欲しいものがなにかわかってない奴は石になればいいんだ」と言う、自分の欲求にどこまでも正直なところ。
 そして今一番はまっている、「池袋ウエストゲートパーク」のマコト。
 どんなトラブルも解決するなんでも屋で、人の痛みがわかって、でも熱すぎなくて、自分の体を不足なく使うところがカッコいい。なのに、女にはモテナイのがまたいいキャラクターだ。

 こういうキャラクターの登場する小説に出会うと、大げさではなく快感すら覚える。
 ワクワクどころかゾクゾクする感じ。
 目を輝かせてしまうこの感覚、本がすきな人ならわかるだろう。
 みなさんにもたくさんでなくてもいい、少しずつ本を手にして、いつか快感を覚えるような本にめぐりあってもらいたい。
 以前ブログに書いた「想像力」は本を読むことで鍛えられると、わたしは思っている。
 音楽や映像とは違う、ストーリを読むことで自分の頭に広がる想像力の世界に足を踏み入れよう!
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by fastfoward.koga | 2005-04-04 00:45 | 一日一言 | Comments(0)