言霊の幸わう国

雨に濡れる

 花が散り、葉桜になると、いつも目をそらす。
 枝から花が姿を消し緑の葉でいっぱいになるとその時期も終わり、葉の青さに目を細めるのだけれど、毎年毎年その過程を直視できない。
 それでも今日は、傘をさして会社の近くの公園を歩いていたとき、視線をまっすぐにして捉えたピンクと緑の二層の桜の姿がいやではなかった。
 歩道に置かれた放置自転車をよけるために下を向くと、足元には散って濡れた花びらが。

 短く細いレッドカーペット。
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by fastfoward.koga | 2010-04-12 21:01 | 一日一言