言霊の幸わう国

カチリ

 夕飯を食べたあと、ベスパにまたがりくるりの新しいアルバムを買いに走る。
 羽織ったパーカーの袖口からひんやりした風が入り込み、背中のあたりを通り抜けてゆく。
 そういえば、2月にも夜andymoriのアルバムを買いに走ったなと思い出す。
 このそわそわが含まれたわくわくに、懐かしさを覚える。
 近所のショッピングモールに行ったついでに、11月のスクーリングまでに読まなくてはいけない膨大な量のテキストを本屋で探す。
 結局1冊も見つからなかったが、芽生えた購買意欲を抑えることはできず、ずっと気になっていたフジファブリックのアルバムを一緒にレジへ持って行ってしまう。
 帰ってきてすぐくるりを聴き始める。
 ライナーノーツを読んだり、雑誌を開いたりしながら、フジファブリックのCDのパッケージを破る。
 歌詞カードを取り出し、1番聴きたかった「若者のすべて」の歌詞を読む。
 you tubeで何度もPVは見ていたけれど、歌詞を読むのは初めて。
 出だしの「真夏のピークが去った」という言葉に打たれる。
 そのまま読み進め、「世界の約束を知って それなりになって また戻って」の「それなり」になってみたいと願ってみる。
 耳はくるりで、目はフジファブリックを追い、そこで自分の存在と感情と季節がカチリとはまったきもちになった。


 この長引く残暑と、仕事量ではなくスケジュールが読めずに今までになく手惑い戸惑っている仕事と、難易度を上げ手を焼く学業、そして気づくと恋もしていないわという現実に、ぶらんぶらんと振り回される日々。
 毎日誰かがこの場所へと訪れてくれているというのに、シャキッとしたものが残せておらず少し申し訳なく思ったり。
 でもここに居座って6年目ともなると、そこも少し流したり。

 更新頻度は落ちてますが、書き続けますんで。それだけは絶対。

 もがいているけど、手になにかが触れている感覚あり。
 例えそれが幻でも、今はそこを信じて進むべし。
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by fastfoward.koga | 2010-09-09 22:35 | 一日一言