言霊の幸わう国

ジャンプ!

 昨日も書いたが、わたしは同じことのくり返しはすきではない。
 正確には同じことをくり返していると感じてしまうことが、いやなのだ。
 ちぇっ、また同じことか、と思った時点で、それはもう楽しくない。
 たとえ同じ作業をくり返していたとしても、毎回なにか違うものを感じることができれば、つまらないなんてことは決してない。
 バイトでも仕事でも、覚えてしまえばいつかは同じくりかえしになる。でもそのときに、どれだけその作業や仕事を楽しめるかが、わたしの人生の大きなテーマだ。

 土曜日、H氏とK嬢と飲んでいたときに、なにかトラブルや障害が発生したとき、どう対処するかの各々の違いについての話になり、H氏はそれぞれをこう分析した。
 トラブルをハードルとたとえたとき、H氏はなぎ倒してそのまま進んでいくタイプ。
 K嬢は助走はするけど、ハードル直前でもう一息なのにためらってしまうタイプ。
 そしてわたしは、障害物がハードルではなく高跳びや棒高跳び並のバーの高さで越えられないタイプ。

 表現が的確すぎて、笑えた。

 いつも同じ高さのハードルを越えるだけなんて、つまらないとわたしは思う。
 さっきここまで跳べたなら、次はさっきよりは少しでも高く跳びたい。
 そうやって、次々とといろんなものをクリアしていきたい。
 1秒前にできなかったことができる自分になりたい。

 思うような結果が残せなかったとしても、その経験は無駄にはならないと信じている。
 いつかその経験値が積み重なって、ロールプレイングゲームみたいにレベルアップできるときがくるのだ。
 がんばっただけのご褒美。
 わたしはただそれがほしいだけ。

 H氏は話の最後にこう言った。
「おまえは今、バーを越える竹を探しに行ってる最中なんやろ?」
 そう。今苦しくて迷ってても、わたしはいつか目の前のバーを越えてみせる。
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by fastfoward.koga | 2005-04-24 23:54 | 一日一言 | Comments(0)