言霊の幸わう国

夜道

 朝起きたら、目を疑うような大きな事故が発生していた。
 テレビを見ていても落ち着かず、さっさと支度をして仕事にでかけた。
 事故の影響もあり、仕事もいつもより忙しく、なんとなくぐったりして仕事を終えた。
 一足先に会社を出た一団に追いつけないこともなかったけれど、億劫になって、帰り道は待たなくてもいい信号を待ってひとりで歩いた。

 駅までのゆるい坂道をメールを確認しながら歩いているときに、ふと声が聞きたいなとある人のことを思い出した。

 こういうことは、今までにもよくあった。
 仕事を終えて、きもちがゆるむとすきな人の声が聞きたいなと思うこと。
 なんでだろう。街の中で電話すると、その人の声と自分が浮き上がるような気がする。
 携帯電話があってヨカッタと思うのは、こういうときだ。

 結局、今日は今までのそんな経験を思い出すだけで、そのまま駅に向かった。
 ちょっとせつない感じ。
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by fastfoward.koga | 2005-04-25 23:59 | 一日一言