言霊の幸わう国

素敵な日本男児

 昨日、珍しくサッカー日本代表の試合を見ていた。
 あれだけ盛り上がった南アフリカワールドカップですらも睡眠時間を優先し、1試合も見ていなかったというのに、ながらではあったものの、帰宅してから試合終了まで不思議とチャンネルを替えようとしなかった。

 なかなかフリーキックが決まらない本田、スポーツニュースでよく見かける長友、内田、岡崎。
 試合運びや結果だけでなく、ときおりカメラが捉える彼らの表情を気にかけている自分がいた。
 特に、残り時間わずかとなったころで画面に大きく映った長谷部の表情。
 眉間に皺がよったその顔が、印象に残った。

 残像が脳に、と言うよりは胸に焼き付いていた。
 その長谷部が、今日NHKの生番組に出演していたことには驚いた。
 声は絞られた職場のテレビに映ったその姿を、わたしは何度も見た。
 彼は一体今なにを話しているのだろう。
 試合があった昨日の今日なのに。
 ユニフォームでない、汗も流していない彼のその姿が、また印象的だった。

 だからだろう。
 仕事が終わってベスパを大急ぎで走らせ、andymoriのCDを買いに行ったついでに寄った本屋で、彼の著書『心を整える。』を目にし、手に取りレジへ向った。
 1度は平積みさらた元の場所に戻したけれど、くるりときびすを返して1冊抜き出した。
 もう迷いはなかった。

 帰ってきてからページを捲っていたら、手にした理由がなんとなくわかった。
 タイトルの「心を整える」ということは、わたしがよく口にする「ニュートラルにする」と同じことなのだ。
 
 捲ったページはまだ4分の1程度。
 できることならすべて捲り終えて眠りたい。
 すーっと言葉が体に入ってゆく。

 ああ、なんと彼は、素敵な日本男児なのか。
[PR]
by fastfoward.koga | 2011-06-08 22:38 | 一日一言