言霊の幸わう国

出会い

 今日、本屋で久しぶりに「H」という雑誌を買った。
 帰りの電車でぺらぺらとめくって見ていたら、最後の方に「友達/仲間募集」のページが載っていた。
 まだこんなページあるんだ~と思ったら、やっぱり来月号で終了するらしい。原始的なともだちの探し方だけれど、ふとなつかしいことを思い出した。
 
 小・中・高校生のころ、わたしは文通をしていた。
 時期はずれるが、ひとりは茅ヶ崎、ひとりは福岡、ひとりは明石に住んでいる、みんな同い年の女の子だった。
 わたしはいつも「文通してください」というコーナーに載っている子を選んで、こちらから手紙を送って文通を始めていた。どうしてたくさんの中からその子たちを選んだのか、一生懸命考えてみたけれど思い出せなかった。でもいろんなレターセットを買い揃えて、返事を心待ちにしていたことはよく覚えている。
 手紙には、その歳の子供らしく学校のことやすきなひとのことを書きつづっていた。
 大人になるにつれて話題が合わなくなって自然消滅したり、けんか別れのようになってしまったりしたけれど、手紙でじっくり時間をかけながらお互いを少しずつ知っていくことが懐かしくなった。

 今は文通じゃなく、メル友だったり、ネットだったりと形は変わってスピード化していくけれど、誰かと出会ってお互いを知っていくのはいつの時代もいいものだ。
 そういうことがたまらなく邪魔くさくなることもたまにはある。
 でも、ゼロから相手と駆け引きしながらひとつひとつ関係を作っていくことは、決してやめられるものではない。
 あ~、もっともっとこの人のことを知りたいと思える人に出会いたいな。
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by fastfoward.koga | 2005-05-04 21:13 | 一日一言