言霊の幸わう国

1月の巻

1 プルースト・高遠弘美訳
   失われた時を求めて 第一篇「スワン家のほうへⅠ」・光文社古典新訳文庫
2 フロベール・山田ジャク訳
           ボヴァリー夫人・河出文庫
3 村上春樹   回転木馬のデッドヒート※・講談社文庫
4 高野和明   6時間後に君は死ぬ・講談社文庫
5 フランツ・カフカ・頭木弘樹編訳
           絶望名人 カフカの人生論・飛鳥新社
6 大石英司   神はサイコロを振らない※・中公文庫


 今年読んだものから、出版社名も記すことにしました。
 理由は、今まで海外の作品はあまり読まなかったので気になりませんでしたが、どこの出版社の誰が訳したものかは結構重要だなと思い直したからです。
 今回読んだプルーストやフロベールなどは、ひとまず買った、というところがあるので、他の訳者のものも読んでみたいものです。
 それは、なかなかチャレンジャーなことなんですが。

 1月は、いろんなことからの開放感で本を読むのものびのび。
 買いためていた本、読み返したくなった本、読みたかった本、少しずつ手に取り読みました。

 久しぶりに村上春樹を読みましたが、やっぱりこの人の書く日本語は読みやすいです。
 引っかかりがないというのでしょうか。
 一語もこぼれ落ちることなく、無心に文章を追いかけられることに幸せを感じます。
 そして読み返したもう1冊、大石英司の『神はサイコロを振らない』は、ルポタージュのように書かれた小説ですが、自分には書けない文章に浸りながら読みました。

 そして2月になった今、旅に出られない鬱憤を晴らそうと読み始めた文庫本。
 うっかり、昨日電車の中に置き忘れてしまいました。
 忘れ物センターに電話をすると、係の人から「どんな本ですか?」という問いが。
「内田百閒の『第二阿房列車』です」

 ・・・・・・。
 ああ、阿房ならぬ阿呆はわたし、わたしですよ。
 早く続きが読みたいです。
[PR]
by fastfoward.koga | 2012-02-07 21:30 | 本の虫