言霊の幸わう国

2月の巻

1 大石英司   ぼくらはみんな、ここにいる・中公文庫 ※ 
2 内田百閒   第二阿房列車・新潮文庫            
3 速水健朗   ラーメンと愛国・講談社現代新書      
4 吉田篤弘   木挽町月光夜咄・筑摩書房          
5 石巻日日新聞編
           石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の記録・角川SSC新書    
6 池澤夏樹   春を恨んだりはしない 震災をめぐって考えたこと・中央公論新社


 今日という日が近づくにつれ、テレビなどでも特集が組まれるようになってきましたが、わたし自身3月11日の翌日以降の記憶がなぜかぽっかりと抜けています。
 ひとり暮らしを初めて1週間後の出来事で、震災の影響で仕事も忙しくなり、3月の末にに大事な友人が亡くなったことなどから、毎日をあわただしく過ごしたせいだと思いますが、どこかで記憶を抹消したいと思った自分がいなかったか、そんなことをふと考えました。
 その罪滅ぼしではないのですが、2月後半から、東日本大震災に関する本を手に取るようになりました。

 数日間、ここになにを書こうかと考えていました。
 その時間をできるだけ多く確保しようと、この週末はなにも予定を入れませんでした。
 正直考えすぎて胃が痛くなり、今日という日をひとりで過ごせるのかとも思ったりしました。
 でも今は、1度は読むことを心が拒否した、あの日をテーマにしたアンソロジーをなんとか読み進められるようになりました。
 が、自分が感じ考えたことを、言葉にするほどの余裕はまだ自分にはないようです。
 
 ただひとつわかっているのは、わたしは被災者ではありませんが、日本という国に住む限り、向き合っていかなければならない問題がまだたくさんあるということです。
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by fastfoward.koga | 2012-03-11 10:56 | 本の虫