言霊の幸わう国

「ひとつだけ」

 週末は、ある雑誌の復刊を記念したイベントに参加してきた。
 土曜の午後から20時間。
 10数名のメンバーで旅の記憶や思い出の品について語り合い、食事をともにし、夜がだんだん明るくなってくるのを見ていた。
 みな、さっきまで見知らぬ人。
 ひと晩夜明かしして生まれたゆるく和やかな空気が、とても自然で心地よかった。

 最後に、復刊する雑誌の編集長は、「みなさんが幸せなきもちで帰れますように」とこの曲をかけてくれた。



 夜中激しく降った雨はやがて止み、夜が明けて太陽が上り始めると陽射しは水面にきらきら反射した。
 大きな窓からは、そのまぶしさを十分感じられた。 

 そんな中、この曲が流れた。
 空が晴れ出さなかったら、完徹じゃなかったら、こみ上げてくるものは違っていたような気がする。
「あのタイミングであの曲。反則やな」
 そう苦笑いするひとりに、大きく頷いた。
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by fastfoward.koga | 2012-06-17 22:40 | 一日一言 | Comments(0)