言霊の幸わう国

井の中の蛙 大海を知る

 今日から3日間、講習会のために東京へ来た。
 うちの会社は研修や講習会やプロジェクトを組むことが多いので、東京には少なくても年に2、3回は行く。短ければ1泊、長ければ1週間にわたることもある。
 そしてこちらに来ると、必ず他地域の人と一緒になる。北は北海道から南は九州、沖縄まで、だ。昨日の話ではないけれど、数日間、いろんな地域の言葉にほんわかしながら、いろんな人と意見を交わすのだ。

 今回の講習会は春先に大失敗を犯したあとの、フォロー研修のようなものだったのでとにかく目立たないように、反省していることを前面に出すためにおとなしくしていた。
 すると、1日目のスケジュールが終わったあとの懇親会で「おとなしすぎる!」とか「関西人が先頭きってバカをしないでどうする!」と叱咤激励された(笑)。

 いつものことだけれど、わたしはこういうところに来ると自分のキャラクターや役割、存在価値というものについて考えてしまう。
 わたしはこう見えて(どう見えて?)、まわりの人を見て自分が求められている役割を探してポジションをとるので、初めは本領発揮できないのだ。
 今回はとにかく「おとなしい」と叱られるぐらいに講習会が静かに過ぎていくが、自分自身もやりづらいと思ったけれど、なかなかその空気を打破するにはいたらなかった。
 周囲とのバランスをとろうとする、それが自分のいいところでもあり、悪いところでもあると思っている。が、それがどうも今回は悪いほうで表に出てしまったようだ。

 世の中にはいろんな人がいる。
 なのに、わたしはひとつの役割、ひとつのキャラクターに固執する。
 わたしはわたし。
 それを逃げ道にしてしまうのだ。

 さっき懇親会でこう言われた。
「ちょっと失敗したくらいで、信念を曲げるな」と。
 長いつきあいの人なので、おとなしく波風立てずにやり過ごそうとするわたしを見かねた上で出た言葉なのだろう。

 しょせんわたしはまだまだ井の中の蛙だ。
 知らないこともわからないことも、できないこともまだまだある。
 失敗して落ち込むこともある。反省もする。
 でも、必死になってやってきたこともあるし、プライドもある。
 
 両方あって、正解。
 それでいいのだと思った。
 自信をなくして、自信をもつ。そのくり返しだ。
 わたしが思う以上に、わたしらしく。想定の範囲外の自分になりたいと思う。
 
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by fastfoward.koga | 2005-05-18 22:13 | 一日一言