ぶらぶら
2012年 07月 24日
いつごろからだろう。
いつも、これが終わったら、あれが終わったら、そんあふうに日々を過ごすようになった。
終わるのを心待ちにしているこれやあれ。
自分の元にやってくると、それらはウォータースライダーに乗っかったかのように、つるんと消えてなくなる。
そのなくなる瞬間が得難いと、旅に出たり、新しい本や音楽を求めているというのに、掴んだだけでそれは言葉にはのせかえられていない。
どうしてこんなに書き残していないのか。
ひとり暮らしを始めて生活ペースが変化したことが大きいことには間違いないけれど、それ以外に自分を書くことへ意識を向けさせられないあることに、気がついた。
それは足をぶらぶらさせること。
今書いているわたしの足は、座椅子の上で左右異なる角度で曲げられている。
動かせても足を伸ばすか、折りこんでしまうかぐらいのものだ。
その姿勢が、言葉を、思考を止めてしまう。
足をぶらぶらさせることが、どうして書くことのスイッチになるのかはわからない。
けれど、書くことを頭の中に描いたとき、椅子が恋しくなった。
1番思い出すのは、大学の図書館。
8時間ほど居座りつづけ、レポートを書いたこともある場所だ。
きっと相性がいいのだろう。
図書館の大きな机の一角を切り取って、部屋に据え置きたい。
引っ越したら、1脚でいい、椅子が置けないかと考えている。
足をぶらぶらさせたなら、なにかを待って待ったあとに滑らすだけの、時間と思考の無駄なくり返しはさせない気がする。
もっとなめらかに人生を送れるように。
もっとなめらかに言葉を紡ぎだせるように。
どうか、足をぶらぶらさせてくれ。
いつも、これが終わったら、あれが終わったら、そんあふうに日々を過ごすようになった。
終わるのを心待ちにしているこれやあれ。
自分の元にやってくると、それらはウォータースライダーに乗っかったかのように、つるんと消えてなくなる。
そのなくなる瞬間が得難いと、旅に出たり、新しい本や音楽を求めているというのに、掴んだだけでそれは言葉にはのせかえられていない。
どうしてこんなに書き残していないのか。
ひとり暮らしを始めて生活ペースが変化したことが大きいことには間違いないけれど、それ以外に自分を書くことへ意識を向けさせられないあることに、気がついた。
それは足をぶらぶらさせること。
今書いているわたしの足は、座椅子の上で左右異なる角度で曲げられている。
動かせても足を伸ばすか、折りこんでしまうかぐらいのものだ。
その姿勢が、言葉を、思考を止めてしまう。
足をぶらぶらさせることが、どうして書くことのスイッチになるのかはわからない。
けれど、書くことを頭の中に描いたとき、椅子が恋しくなった。
1番思い出すのは、大学の図書館。
8時間ほど居座りつづけ、レポートを書いたこともある場所だ。
きっと相性がいいのだろう。
図書館の大きな机の一角を切り取って、部屋に据え置きたい。
引っ越したら、1脚でいい、椅子が置けないかと考えている。
足をぶらぶらさせたなら、なにかを待って待ったあとに滑らすだけの、時間と思考の無駄なくり返しはさせない気がする。
もっとなめらかに人生を送れるように。
もっとなめらかに言葉を紡ぎだせるように。
どうか、足をぶらぶらさせてくれ。
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by
jinsei-rarara at 2012-07-25 10:35
どうぞ
引越し先の部屋では足をブラブラさせてください。
椅子があるとないとじゃ大違い。楽ですよ。
ブラブラj効果、楽しみにしています♪
引越し先の部屋では足をブラブラさせてください。
椅子があるとないとじゃ大違い。楽ですよ。
ブラブラj効果、楽しみにしています♪
0
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fastfoward.koga at 2012-07-26 21:12
by fastfoward.koga
| 2012-07-24 21:31
| 一日一言
|
Comments(2)