言霊の幸わう国

7月の巻

1 村上春樹   世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド(上)・新潮社文庫 ※
2 谷川俊太郎  ひとり暮らし・新潮文庫
3 村上春樹   カンガルー日和・講談社文庫 ※
4 三浦しをん  舟を編む・光文社
5 吉田修一   日曜日たち・講談社文庫 ※
6 宮本輝    オレンジの壷(上)・講談社文庫 ※
 ※印は、読み返した本です。


 すっかり忘れていました「本の虫」。
 明日から10月だというのに。

 7月は、憑き物が落ちたように「小説」が読みたいと書店と自分の本棚の背表紙を見つ出した月でした。

 なにを切望していたのか、最近のわたしの脳は老化が始まっており数ヶ月たつと思い出すこともできませんが、とにかく「小説」が読みたくて仕方ありませんでした。
 ただの小説ではない、カッコつきの小説。
 ミステリーのように謎が解けるわけでなければ、読みながら大団円が待ち受けていることがわかるようなものではない物語。
 そこで、なぜか急に思い出して実家の本棚から探し出した宮本輝の『オレンジの壷』。
 久しぶりに、通勤電車の中で本が閉じられなくなるぐらい、夢中で読みました。
 そしてここから宮本輝がマイブームになり彼の作品をいくつか読んでいますが、その話は次の「8月の巻」に移すことにしましょう。

 余談ですが、『オレンジの壷』は、確か前回読んだのは南九州を旅していた列車の中でした。
 車窓の景色を気にしながら、これってどんなエンディングだったんだっけ、とそんなことを考えていました。
 いつか同じ本を持って、同じところを旅してみたいと思います。
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by fastfoward.koga | 2012-09-30 21:24 | 本の虫