言霊の幸わう国

ゆめ

 去年の秋頃、実は真剣に一人暮らしをしようかと考えていた。
 結局はやめてしまったのだけれど、理由はあまりにもつまらないのでここに書くのは控えようと思う。
 一人暮らしを思案していたときは、ネットや不動産屋の前で部屋の間取りを結構たくさん見ていたが、わたしにはどうしても譲れないこだわりがあった。
 それはなにかというと、壁一面に背の高い本棚を置いて、今本棚からあふれかえっている本をきれいに並べることだ。
 こだわりというよりは、夢に近いだろうか。前からずっと、作家のような本に囲まれた書斎部屋がほしいと思っていたのだ。

 わたしは、大学の図書館がだいすきだった。
 ひんやりしていて静かで、本独特の匂いがして、時間をつぶすならいつも食堂ではなく図書館へ行った。
 卒論を書いているときは特に通ったし、(勝手にだけれど)指定席も決めていた。
 本屋さんもそうだけれど、大量の本に囲まれているとわたしは幸せなきもちになれるのだ。

 だから、そういう状況をうちの中にも作りたかった。
 今のところその夢が実現する予定はない。でも、いつかはと考えている。
 そんなプライベート図書館ができたら、本、借りに来てね。
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by fastfoward.koga | 2005-05-30 01:22 | 一日一言