言霊の幸わう国

漕ぐのは誰

 ほんの少し進展。
 すきな人に近づいたと思ったのも束の間、想像していなかったことが。
 単にわたしの想像の域が狭いだけなのか、思考にふける。
 大海原のボートの上でひとり佇むように。

 考え出すとどこまでもひとりっきりの世界になる。
 はっと気づいて、こんなところにまで来てしまったのかと怖くなる。
 なにかと繋がっていないとおかしくなると、ボートの淵を握る。
 でも揺れるボートは心もとなく、体を乗り出して海面に手を浸す。
 そこだって不安定に違いないけれど、それでも大きな水はどこかへ繋がっているのだと思い込ますことはできる。

 ゆらゆらゆらゆら。
 波にさらわれて進むボートが、岸から離れていっているのか、近づいていっているのか、わからない。

 そんな想像の海の中にいたとき、懐かしい人からメールが届いた。
「アカルイミライは待っていてもこないから自分たちで作っていかないと、と最近強く思います。」
 長文メールの最後のその一文に、勇気をもらった。

 恋をすると、ナーバスになる。
 思考のスパイラルは、下降方向。
 でも悲観して自滅するのは嫌だ。

 迷ったら初心に戻ろう。
 今向かえる場所はそこしかない。
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by fastfoward.koga | 2013-05-01 22:25 | 一日一言 | Comments(4)
Commented by mohariza12 at 2013-05-03 20:25
久しぶりのコメントです。
<大きな水はどこかへ繋がっている>ので、飛び込む勇気が必要で、
漏れたなら、必死にバタバタして、もがくしかありません。
もがいてもがいた後、水の中で、落ち着いて冷静になると、
身体は自然に浮き、水が、流れのまま、あなたを何処かに導いてくれるように思います。


ボートを何処へ漕いで行っていいのか、分からない場合は、その勇気が必要に思われます。
Commented by fastfoward.koga at 2013-05-05 22:52
mohariza12さん、こんばんは。
わたしももうしばらくじたばたしたら、自然に肩の力が抜けてぷかぷか浮けるようになるのではないかと、思っています(楽天的かもしれませんが・・・)。
勇気を出して、ひとまず漕ぎ出します。
Commented by mohariza12 at 2013-05-08 01:53
fastfoward.kogaさんへ

ぜひ、映画「舟を編む」を未観でしたら、観られることをお勧めします。

映画では、恋したのは、男(主人公:松田龍平)でしたが、
悩む姿を察した会社の人間から励まされ(アドバイスを受け、)自分なりの行為をしますが、
個の表現とは、個々で違い、それで良いのであり、まず相手にどんな仕方でも、自己の思いを伝えることが大事で、
その行為自身に、自分の気持ち(:思い)があれば、自ずと伝わるもの、と思います。
Commented by fastfoward.koga at 2013-05-10 22:37
mohariza12さん、こんばんは。
映画、まだ見てないんです。
原作は読んで心に残るシーンがいくつかあったので、見てみたいと思いつつ・・・。

自分の思いが伝わるように、今度、素直なきもちで彼と対面したいと思います。