言霊の幸わう国

5月の巻

1  高野和明   13階段
2  宮本輝     蛍川・泥の河
3  乃南アサ   躯
4  ルイーズ・バグショウ
            世界中がハッピーにまわってる!この私をのぞいて


 今月紹介する本は、読んだときから決まってました。
 高野和明著の「13階段」です。
 オビに「宮部みゆき氏絶賛」という言葉に惹かれて手にとり、読み出したらやめるのが惜しいくらいでした。
 今年のベスト5、いや今まで読んだミステリーのベスト5に入るくらいの傑作です。

 ストーリーは、ある刑務官が前科のある青年と、犯行時刻の記憶を失った死刑囚の冤罪をはらそうとするものです。
 死刑について、刑務官という職務、そして人が人を裁くということ。
 そんな考えさせられるテーマを随所にもりこみながらも、ストーリーは次々と展開していきます。
 わたしは最後が気になって早起きしてしまいました。しかも起きてから、いつものように寝転んでなんて読んでいられなくて正座してクライマックスへたどり着きました。
 とにかく、おもしろいです。おもしろいの一言です。

 読んでみておくれやす。
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by fastfoward.koga | 2005-06-08 22:10 | 本の虫