言霊の幸わう国

待て

 さっき、彼にメールをした。
 別の人にお願いしたことが巡りめぐって彼のところにまでいっていたので、そのお礼に。
 まあそれはある意味建前ではあるけれど、お礼をと伝えようと思ったきもちには偽りはない。
 ふわっと自然にそう思った。

 メールをひととおり書いたあと、最後に質問をするかどうか迷った。
 帰りの坂道を迷いながら歩き、途中で質問はせず最初に書いたままの文面で、お礼だけを述べることにした。

 質問をふれば、答えてくれたかもしれない。
 でも書かなかった。
 また返事がなかったらという怖さと、疑問形で終わらなくともという期待と、あせらないほうがいいのではというきもちが入り交じり、最終的には答えを引き出そうとする作為がいやだなとやめた。

 彼には素直なきもちで接したい。
 いつも過剰に考える、自分をよく見せたいという囚われから遠いところにいきたい。
 
 なんて書いているけど、テレビを消した部屋でぱらぱら雑誌をめくりながらなにかを待っている姿勢。
 これもパソコンじゃなくスマホで書いているし。
 
 でも、待つ。次に機が熟すのを待つ。
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by fastfoward.koga | 2013-06-10 21:38 | 一日一言