言霊の幸わう国

うん、と、はい

 週末、すきな人と短いメールのやりとりをした。
 どうもハードルを低くするくせがついてしまい、午後イチに送ったメールの返信が夕方あっただけで、ひとり部屋でじたばたした。
 結局1時間半経ってから、返事がほしくてメールしたのは誰だ! と己を奮い立たせ、えいやーとメールを開封した。

 内容はどうってことない。
 わたしの質問に、なんだろうという疑問符を言葉の裏に隠しながら答えてくれた言葉だけ。
 それでもドキドキした。
 胸に手を当てて、数回深呼吸した。

 落ち着くと、彼の戸惑いを解消できたらと「なにがあるわけではないのですが。聞いてみました。ありがと。」と返信した。
 すると、数分後にまた返事がきた。
 初めて会話のキャッチボールをしている、という感覚になった。
 だから、思わず、次のメールの書き出しが「うん、楽しみにしています」となった。
 それに応える彼も、「はい、頑張ります」と書き出していた。
 永遠に言葉を繋げそうな気が、少し、した。
 
 メールでの彼のボキャブラリーは、圧倒的に少ない。
 それはもう、笑ってしまうくらい。
 でも面と向かって話すときは、意外にしっかり受け答えする。
 彼からもっと言葉を引き出してみたい。
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by fastfoward.koga | 2013-06-17 22:59 | 一日一言