言霊の幸わう国

はじめてのドキドキ体験

 火曜日の朝日新聞の夕刊に、本上まなみが「よつ葉びより」というタイトルでエッセイを書いている。
 今日のテーマは「はじめての旅」。
 彼女のいろんな「初めてのドキドキ体験」が綴られていた。

 わたしの「はじめてのドキドキ体験」で印象深いのは、ひとりで電車に乗ったことだ。
 行き先はいとこのうち。小学校4年生のときに、クリスマスパーティをするために京阪電車に乗って出かけて行った。
 確か兄だったか、ハハだったか、駅までついてきてもらい切符を買ってもらった。そしてその後、電車にはひとりで乗った。
 電車が駅に停車する度に駅名をひとつずつつぶやいていた。降りる駅が早くこないかとそわそわしていた。いとこのうちの最寄駅には叔母が迎えに来てくれていて、叔母の顔を見たときにほっとしたことをよく覚えている。
 今となっては、電車なんてほぼ毎日乗るから、もちろんもうドキドキなんてしない。
 でも、未だに新しいことをするときには、あのときと同じようなきもちになるのは変わらない。
 はじめてのひとり新幹線。ひとり飛行機。ひとり旅。ひとりライブ。ひとりゴハン。
 つまらないこともよく覚えているタチなので、初めてか初めてでないことかは記憶しているので、この歳でも「はじめて」は今も結構楽しんでいる。

 はじめてひとりで電車に乗ったあのときを、自分で思い返してもほほえまいものがある。
 いつまでも「はじめて」をたくさん経験して、そんなほほえましい自分を忘れないでいたいものだ。
 
 さて、この先どんなドキドキするような「はじめて」が待っているのか。
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by fastfoward.koga | 2005-06-14 23:58 | 一日一言