言霊の幸わう国

7月の巻

1 井上荒野   つやのよる・新潮文庫
2 伊坂幸太郎  オー!ファーザー・新潮文庫 
3 堀江敏幸   正弦曲線・中央公論新社 ※
4 中町信     模倣の殺意・創元推理文庫
5 夏目漱石   それから・新潮文庫 
6 奥田英朗   町長選挙・文春文庫   
7 川島誠     海辺でLSD・角川書店 ※
8 川上弘美   ニシノユキヒコの恋と冒険・新潮文庫 ※
9 河野英太郎  99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ
                        ・ディスカヴァー・トゥエンティワン


 7月読んだ本をこうして並べてみると、旅の前と途中と後なのだなと思います。
 1から4までが前、5と6が途中、7から9が後なのですが。

 これまで何度も旅をしている途中で思い出す本がありました。
 それが川島誠の『海辺でLSD』です。
 旅のふとした瞬間に思い出し、ほとんどは帰ってくると思い出したことすら忘れてしまうのですが、今回はなぜか忘れずにいて、帰った翌日に読み返しました。
 おそらくこの本のことを思い出すのは、ある旅の途中に立ち寄った図書館で、文芸誌を広げたときに川島誠の作品を見つけたからだろうと思います。

 旅の洗濯物を片付けながら、ベッドにゴロンと横になって読んだ『海辺でLSD』。
 読み終えて、懐かしさを感じました。
 それは、これまでに何度も読み返してきたうちのどこかで感じたものなのか、つい数日前に見た海が脳裏を過ぎったのか。
 ただいつも、記憶が繋がり本を読み返すことを、おもしろいと思います。
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by fastfoward.koga | 2013-08-10 21:17 | 本の虫 | Comments(0)