言霊の幸わう国

けものみち

 いつからか自分のことばかり考えるようになったのか。
 どうしてここまでになんとかしようと思い込んでしまったのか。
 いったいなにに対して自信をもってしまったのか。
 根拠のわからぬ自信だというのに喪失している自分という人間はどうなのか。
 自分で自分をがんじがらめにしているとわかっていてどうすることもできないのはどうしてなのか。

 今の自分はいやだなと思う。
 余裕がないのではなく、ほんとうに自分のことしか考えてない。
 やっぱりまだ心のどこかで、これだけのことをしたんだから報われてもいいはずだと思っている自分がいる。
 相手を思うだけ思って、最後に傷つきたくない。
 いや、そうじゃない。ほんとうは、これだけ思ったのに損をしたくない、と思っている自分がいる。

 なんでそんなことを思うようになってしまったんだろう。
 損得勘定なんて、すきだというきもちに関係ないはずなのに。

 こんなふうに、このまま停滞していても決してあきらめきれないとわかっている。
 なら、またきもちを新たに進むしかないのに、毎日心の中で「タスケテー」と叫んでいる。

 誰かに、なにか言ってほしい。
 できることなら、希望のもてる言葉。
 そして、未来に対して確信に満ちた言葉。

 でもそんなもの、誰からも与えられるわけはなく。
 そう頭でわかっているのに、欲するきもちはゼロにはならない。
 欲しているものが、違っているから。


 書いていたら、ちょっと見えてきた。
 ほんとうに欲しいものと、それを手に入れるためにすべきこと。
 方法が正解かどうかわからないけれど、たぶんそれをするためには時間をかけて、またひとつずつ積み上げていかなくてはならないんだろう。

 わたしが1番認めるのが怖かったこと。
 それは、時間をかけること。
 積み上げてきたと思っていたことが崩れたことより、ああ、また同じような時間をかけることを労力だと感じたことが、胸にずしりときた。
 
 自分のきもちに正直になることもままならないのは、年齢のせいだろうか。
 と考えるのは悲しいし、それはやっぱり逃げにしかならない。
 本気で逃げるなら、あきらめてしまえばいいだけだ。
 でもそれもできないとわかっているなら、今のわたしには逃げ道すらないということだ。

 そんな考えに、書いて辿りついたら、ちょっとほっとした。
 しょうがない。すきになってしまったのだもの。
 行きつく先が望みどおりの場所でなくても、道はただひとつだけ。
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by fastfoward.koga | 2014-08-17 22:02 | 一日一言 | Comments(2)
Commented by tammy at 2014-08-18 14:47 x
人を好きになるということは、とどのつまりはそんな気持ちを
抱えながら時間を過ごすということのように思います。
その悩む、苦しい時間があるからこそ、恋は美しい花を
咲かすのです。
報われても、報われなくても花は咲きます。
地味でも良い、素敵な花を咲かせてください。

な〜んちゃって、真面目に答え過ぎた(^^;)
書いてる自分が恥ずかしい・・・・・・
でも50才を過ぎても本当にそう思っています。
Commented by fastfoward.koga at 2014-08-19 22:33
tammyさん、ふたたびこんばんは。
報われなくても花は咲きます、というお言葉が身にしみました。
どんな道でどんな結果に辿りついても、最後に花は咲かせたいですね。