言霊の幸わう国

抽斗の中の人

 珍しい人から電話がかかってきた。
 なんだかんだ1時間くらい話した。
 調子に乗って話したけど、切ってから別のもっとなつかしさを感じる人と話がしたくなった。

 でももう電話できないしな。

 ずっと前にした約束をもしかしたら覚えててくれてるかな、なんて期待していた。
 あるわけないかと否定しつつも、やっぱりどこかで待っていた。
 約束と言っても、冗談交じりで一方的に言っただけなのであり得ないのだけれど。

 ・・・電話しようかな。
 いや、お風呂入って寝よう。
 明日も早いしさ。

 もうとっくの昔に胸の中の抽斗にしまいこんだ人だから、開けるのはよそう。
 いつかもっともっといい形で開ける日が来るかもしれないその日を、待つとはなしに待とう。
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by fastfoward.koga | 2005-07-10 23:22 | 一日一言