言霊の幸わう国

着たいもの

 洋服の選び方に、そのときの自分はわかりやすく反映されるものだ。
 たとえば、洋服のタイプや色など、手にとって見てからふと自分で自分のきもちに気づくことがある。

 以前は、圧倒的にモノトーンの洋服が多かった。
 かわいらしさよりも背伸びして大人っぽく見せたかったのだ。
 とにかくきれいな色は、自分では選ばなかったし、ほとんど持っていなかった。
 20代になってから、急に思い立ったように水色やピンク、赤をたまに着るようになったけれど、基本はやっぱり黒だった。

 黒の洋服は、今でも着ると武装している感じがする。
 ようし、行くぞ! と着るのだ。ちょっと気取るときにはいい。
 だから、仕事で初めてのメンバーでの会議や出張に行くときには、黒の洋服が着たくなる。
 あとはちょっとめかしこんで飲みに行くときも、黒を選ぶ。

 最近のわたしはラフな格好が多い。
 ジーパンをよく履いているけれど、それ以外でも着ていて楽チンな洋服ばかりだ。
 色もベージュやグリーン系、白などを選んでいる。
 そんな選択を、肩の力を抜きたいという心の表れだと自己分析している。

 よく出かける支度をするためにクローゼットを開けて、着ていく洋服がない! と思うことがあるけれど、それは洋服がないのではなく洋服を選ぶ自分に余裕がないのだと思う。
 だから洋服がなかなか決まらないときは、これはよくないなと自分を諌めている。

 いつも、きもちよく洋服を選んで、きもちよくその洋服を着こなせるような自分だといい。
 明日は気分転換したい。
 なにを着て出かけるかな。 
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by fastfoward.koga | 2005-07-24 00:33 | 一日一言