言霊の幸わう国

どこでもドアよりも

 乗り物が、すきだ。
 電車に新幹線、飛行機にバス、船と車。
 それぞれにそれぞれのよさがあるので、なにに乗ってもたいていは楽しめる。
 音さえ気にならなければ、夜行バスでも寝台列車でもフェリーでも眠れる。
 今までいろんなところへ旅してきたけれど、乗り物に乗っている時間も楽しみのうちのひとつだ。
 以前青春18きっぷで東京まで半日かけて移動したことがあるけれど、思い出しただけでもわくわくする。

 乗り物の中では、だいたい本を読むことが多い。でもそれは持参したものでなくてもかまわない。
 活字ならいい、というところがあるので、飛行機に乗ったときには新聞を入口で取って、前の座席のネットに入っている雑誌に必ず目を通す。
 空港バスにも簡単なパンフレットが置いてあったりするので、それも必ず手にとってみる。

 本を読む以外にも、窓の外の景色に目をやったりするのもいいし、いかにも箱の中といった感じで密室に閉じこもるのもいい。もちろん、睡眠補給も。
 とにかく、乗って降りたら景色が変わっているというのがすきなのだ。

 ドラえもんのどこでもドアに憧れるきもちもある。
 でもやっぱりなんらかの手間と時間をかけて移動するからこそ、着いたときの感慨があるものだと思う。
 旅をしてその町をあちこち歩き回るのもいいけれど、これがないと楽しみは少し減るような気がする。
 だからたまに、わたしは旅ではなく移動を目的にどこかへ行こうかと考えることがある。
 あんまりにも非効率で非生産的なので、実行することは少ないけれど。

 みなさんは、どんな乗り物がすき? どんなふうに楽しんでます?
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by fastfoward.koga | 2005-07-28 23:46 | 往復書簡