言霊の幸わう国

切り札

 お疲れモードな日が続いている。
 出勤時間と出勤日数と休みを頭に入れて、体力・気力を計算しながら仕事しているがそろそろやばいなと思うことはよくある。
 そのやばさをチョコレートや、あまあまなジュースでごまかせる間はまだいい。
 それを越えてしまいそうな予感のするとき、いつもわたしは栄養ドリンクが頭をよぎる。

 会社を出て、駅までをとぼとぼと歩いているとき。
 もしくは、立っているけれど這っているようなきもちで歩いているとき。
 電車の座席に全体重をあずけきっているとき。
 あ~、飲まなきゃもうダメかなと思う。

 今まで栄養ドリンクのお世話になったことは、数回だけ。
 どんなものかと飲んでみたら、数時間後にものすごく力がみなぎったのでその効果にビックリした。
 だから飲めば元気になることはよくわかっている。
 でもなんだかうさんくさい気がして、なかなか手が出ない。

 なにがうさんくさいかというと、自分の力で自分をコントロールできていないことに納得がいかないのだ。
 コントロールするものが感情なら、多少は大目に見ようとするきもちがある。感情は判断するものではなく、湧き上がるものだと思っているので。
 でもやる気の向こう側にある疲れは、自分で調整できるものだろうとわたしは思うのだ。
 そんな理屈をこねてないで飲んでしまえば、もっと効率よくシャキシャキ仕事がはかどるのかもしれない。
 そんなきもちもあるから、最近はよく心の葛藤をおこしている。

 以前栄養ドリンクを飲んだときは、今よりもっと疲れてたかな。
 もしかしたらもっとがんばれるのかもしれないよな。
 そんなことを考えて、今日もまた栄養ドリンクのお世話にならず帰宅した。
 今のわたしを表現するなら、這ってゴールラインにたどり着いた、といったところだろうか。
 2日間の休みで、またガソリン満タンにしなくっちゃ。
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by fastfoward.koga | 2005-07-29 23:55 | 一日一言