言霊の幸わう国

お兄ちゃん子

 わたしには3つ上の兄がいる。
 兄は就職のときに家を出たので、もう10年以上一緒に暮らしていないけれど結構仲はいいと思う。
 ちいさいときもよく一緒に遊んだし、今も研修や出張で兄の住む東京へ行くと、一緒に飲みに行ったりする。

 当たり前のことだけれど生まれたときから一緒だったので、ゴハンの好みも似ているし、笑いのツボも同じだ。
 たとえなにか好みが違うものがあったとしても、「ありえへ~ん」とか「なんで~」と言いながらもお互いに受け入れることができる。
 一緒に育っただけなのに、すごいなと思う。
 最近は仕事の話をするとうんうんと頷いて聞いてもらえることが多くなり、「どう思う~」と話をふってももっともな意見を返してくれる。
 小さいころは、妹として見ていて要領が悪く、頼りなさを感じていたくらいだったのに。
 飲みながら仕事や会社の話をしていると、お互い大人になったなあなんて思ったりする。

 まだ小学生くらいのときに、一度チチに「お兄さん」と呼びなさいと言われたことがあったけれど、なんとなくよそよそしい気がして呼べなかった。
 だから今も、「お兄ちゃん」のままだ。
 きっとこれからも変わらないだろう。

 兄を「お兄ちゃん」と呼ぶときだけ、自分で自分を、わたしは妹で末っ子で家族の中で1番甘えた存在だなと思う。
 特になにか甘えることがあるわけではないけれど、わたし自身は甘やかしてもらったなと感じるのだ。
 たとえ一緒に暮らしていなくても、兄というのはわたしにとっていつまでも貴重な存在であることは変わりない。

 だから、わたしはお兄ちゃん子なのだ! 
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by fastfoward.koga | 2005-08-05 00:00 | 一日一言