言霊の幸わう国

1月~7月の巻

1 鷺沢萠    帰れぬ人びと・文藝春秋 ※
2 本多孝好   真夜中の五分前 side-A・新潮文庫 ※
3 本多孝好   真夜中の五分前 side-B・新潮文庫 ※
4 橋本治    窯変源氏物語(3)・中公文庫 ※
5 酒井順子   オリーブの罠・講談社現代新書
6 夏目漱石   草枕・新潮文庫 ※
7 丸谷才一   輝く日の宮・講談社文庫
8 橋本治    窯変源氏物語(4)・中公文庫 ※
9 彩瀬まる   桜の下で待っている・実業之日本社
10 山崎ナオコーラ
         ボーイミーツガールの極端なもの・イースト・プレス
11 湯本香樹実  夜の木の下で・新潮社
12 橋本治    窯変源氏物語(5)・中公文庫 ※
13 夏目漱石   行人・新潮社 ※
14 橋本治    窯変源氏物語(6)・中公文庫 ※
15 山崎ナオコーラ
         この世は二人組ではできあがらない・新潮文庫 ※
16 西川美和   永い言い訳・文藝春秋
17 綿矢りさ   しょうがの味は熱い・文春文庫
18 絲山秋子   逃亡くそたわけ・講談社文庫 ※
19 幅允孝    幅書店の88冊 あとは血となれ、肉となれ・マガジンハウス ※
20 石持浅海   トラップ・ハウス・光文社文庫
21 伊坂幸太郎  ジャイロスコープ・新潮文庫
22 池澤夏樹   スティルライフ・中公文庫 ※
23 西加奈子   地下の鳩・文春文庫
24 星野源    そして生活はつづく・文春文庫

※印は読み返した本です。


 ごぶさたしています。みなさま、お元気でいらっしゃいますか。
 久しぶりの更新となりましたが、まずは本の話から。


 2015年は、7月末までに読んだ本は24冊でした。
 冊数が進まないのは、主に『窯変源氏物語』の1冊1冊のボリュームがあるからですが、本を読む時間自体短くなっています。
 1月にも同じことを書きましたが()、今ほんとうに本屋がおもしろくないです。本屋に行っても、わくわくすることが少なくなりました。
 あの本屋もこの本屋も満足できないし、と、以前なら本屋があればとりあえず覗いていたのに、だんだん足が遠のいてしまいました。

 そんな中、先月トーキョーに行ったとき、神田神保町の書店で久しぶりに本棚の間を歩き回ってわくわく感を思い出しました。
 文芸書の本棚で知らない作家の名前をたくさん見つけたり、背表紙を見て、こんな品ぞろえでいいのか? と、書店の売り上げを心配をして苦笑いしたり、何時間でもいたいきもちになりました。
 そこでスイッチが入って、そのあと訪れた神楽坂のla kaguの2階で文庫本3冊を購入しました。
 ほんとうはもっと読みたい、そこで買いたいと思う本は他にもありましたが、荷物になることを考えてあきらめましたほどです。
 読みたい本が見つからなくてではなく、読みたい本が多くて迷えるなんて、あぁ楽しい、と心の中で何度も叫びました。

 これをきっかけに、もう一度自分のすきな本屋を探してみようと思っています。
 ないないと不満を口にしてあきらめてしまわず、探し求める!
 まずはやってみることにしましょう。

 ちなみに、24冊の中で一番のおすすめは山崎ナオコーラ『ボーイミーツガールの極端なもの』です。
 第一話「処女のおばあさん」が中でもお気に入りなんですが、わたしは読みながら、主人公72歳の鳥子(とりこ)と一心同体になりました。
 いくつになっても、女性は乙女なのです。
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by fastfoward.koga | 2015-08-14 14:48 | 本の虫 | Comments(0)