言霊の幸わう国

おすすめします その5

 今日は高校野球の決勝戦。
 京都府民としては、京都外大西高に勝たせてやりたかった・・・と悔しさが残る結果となった。
 けれど、2連覇というすばらしい成績を残した駒大苫小牧高にも拍手を送りたい。

 駒大苫小牧高ナインは、昨年初めて北海道に真紅の大優勝旗を運んだ。
 そんな彼らが甲子園から自分たちの住む北海道へ帰る飛行機の中、全日空の客室乗務員の女性は優勝を称えるこんな機内アナウンスをしたそうだ。

「飛行機は津軽海峡の上空を通過しています。真紅の大優勝旗も皆さまとともに津軽海峡を越え、まもなく北海道の空域へと入ります」

 このアナウンスをしようと決めたいきさつや、それを聞き静かに受け止めた駒大苫小牧高ナインと同乗していた乗客からの拍手。
 そんなほほえましい出来事を北海道新聞が記事にしていた。

 わたしはそれを昨年、どこかで目か耳にしていた。
 読んでじーんとしたのだけれど、1年たって忘れていたそのきもちを、ある1冊の本が思い出させてくれた。


 (社)日本新聞協会+HAPPY NEWS実行委員会著 「HAPPY NEWS」


 これ以外にも、タイトルどおり読んだら幸せなきもちにしてくれるような記事と事実それを読んで幸せなきもちになった読者のコメントが載せられている。
 たくさんある記事の中で、わたしは沖縄最南端の有人島でおこった盗難事件の犯人がカラスだった、という記事と小春日和にひなたぼっこをするサルの姿を写真とともに紹介した記事がすきだ。
 他にも思わず笑みをこぼしてしまうようなもの、涙を誘われるようなものもある。

 毎日、世界中に起こる現実を伝える新聞。
 多くは、悲しく憤りを感じる記事だ。
 でも、そのすきまに、こんなきもちを暖かくさせてくれる記事もある。
 普段新聞を読む人も読まない人も、楽しめるはず。
 本屋で見つけたら、ぜひ立ち読みでもいいのでお試しあれ。
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by fastfoward.koga | 2005-08-21 00:14 | 本の虫