言霊の幸わう国

デトックス

 ここ数日、毒を吐いてばかりいる。

 体の内側からせり上がってくる塊みたいな強い思いが口から出るのを、止められない。
 たぶんそういうときのわたしは、きっと般若か鬼の形相なんだろうなと自分で思う。
 まわりの人が毒を吐くわたしを見て、一瞬ギョッとした顔をするし、あまりの語気の強さにあわててたしなめられるのだ。
 
 それでも。
 自分自身ではなにかに衝き動かされてすることだし、そんなこともそうそうあることではないので、そういう自分も出しておこうと思っている。
 それを溜めてしまうと、調子が悪くなるからだ。
 汚いものだから外に出すのは、なんてためらっていると、毒はどんどん体を侵食していく。
 他人のそういうものを見たくない人もいるだろう。
 でも人には必ず毒を吐き出す瞬間はあるはず。

 体の中で生まれてしまった毒は、吐き出すしかない。
 だったらせめてそれを許してくれる人にだけ吐き出して、そのあとは笑い飛ばす。
 それで、解毒完了。
 そうすれば、毒を吐いたことなんて忘れて、ちょっとリニューアルした自分で次に向かっていけるのだ。
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by fastfoward.koga | 2005-08-30 20:54 | 一日一言