言霊の幸わう国

身分相応? 不相応?

 今年に入ってから、度重なる旅行や衝動買いでかなりの浪費癖がついている。
 以前ハハが「ほしいものはほしいと思ったときに買わないと意味がないでしょ」と言ったことがあるけれど、確かにそう。
 不相応なものを今のところほしがっていない(はずな)ので、たいがい買おうかどうしいようかと迷うものはがんばれば手に入るものだ。
 買って買えないことはない。でもそのあとの金策が・・・、と思ってしまう(誤解のないように申し上げますが、決して借金はありません)。

 そんなわたしだけれど、数年間も手を出せないでいる代物がある。
 それは万年筆。

 ある関西ローカルの情報雑誌で見つけた記事に、そのお店は載っていた。
 お店は鳥取にあるのだけれど、そこのご主人に名前や住所を書いたものを見せると持ったときにビックリするくらい手になじむ万年筆を作ってくれるというのだ。
 ひとつひとつ丁寧に作られているということなので、注文してから手元に届くまでには時間がかかる。
 それがかえって、自分へのプレゼントのように思える、と記事には書かれていた。

 決して安くはない。でも買えないほど高いものでもない。
 そんな万年筆をわたしが手を出せないでいるのは、きっとオーダーしてまで作ってそれをしっかりと価値ある使い方ができるのかどうか確信がもてないからだ。

 どうせなら、一生物として使いたい。
 そして、その万年筆で手紙をさらっと書ける人にならないとダメだと思う。
 そんなことを考えて、数年が経過してしまった。

 今の自分がそのバーを越えたとは思えない。
 でも有言実行もときには、必要。
 近い将来、鳥取まで足を運んでみようと思っている。
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by fastfoward.koga | 2005-09-22 00:32 | 一日一言 | Comments(2)
Commented by ainekun at 2005-09-22 23:34
すごいなあ。職人ですね。
書いた文字を見て、そのひとにぴったりの万年筆を作ってくれるなんて。
すっと手になじむような小物が大好きですが、
確かに、これほどのものは、持つ人を選びそうで、
ちょっと怖いですね。
Commented by fastfoward.koga at 2005-09-22 23:51
ainekunさん、こんばんは。
そうなんです、持つ人を選びそうで甘ちゃんのわたしはなかなか手を出せずにいたんです。
でも、これからの自分に覚悟を決めるにはいいかななんて思ったもので。
そうやって、大切なものをひとつずつ増やしていければと思います。