言霊の幸わう国

夕陽

 ヨガの帰り道、ラッシュに巻き込まれた。
 とろとろと進む車の流れにのまれながら、イライラしないようにとFMラジオに耳を傾けていた。
 ミスチルの新しいアルバムの曲が流れる中、ふと建物の隙間からさす太陽の光に気がついた。
 きれいなオレンジ色の光。
 この間も、部屋に入ったら中が一面オレンジ色に染まっていたことを思い出した。
 夏にはない色彩だ。

 夕陽を目の端で見ながら、そういえばこれからは休みの日じゃないと見られないんだなと思った。
 日が傾く時間に会社の外にいることも、窓の外を眺めることすらもそうそうないので、夕陽を見ることは貴重なのだ。

 そのことに気づいたら、休みには夕陽の見えるところまで行ってみようと決めた。
 1回でも多く、夕陽を見ようと決めた。
 なぜだか、ちゃんと見ておかないといけないような気がした。
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by fastfoward.koga | 2005-09-24 22:27 | 一日一言