言霊の幸わう国

秋到来

 10月になった。
 昼間はどんなに暑くても、日が落ちるとひんやりした風が吹くようになった。
 ここ数日は晴れの日が続き、空を見上げることが多かった。

 秋の空は、高い。
 いつも手が届きそうな気がしていたのに、秋は空の青さがどこまでも続いてゆくように思える。

 小学校の運動会で、校長先生やどこかのエライさんがいつも言っていた。
「抜けるように青い空の下で」と。
 その言葉を聞くたびに、わたしは空を見上げていた。
 そのころから、秋の空が高いことを毎年ちゃんと確認してきたのだ。

 今年もちゃんと空は高くなった。
 突き抜けるような青さにどこか圧倒されながら、足はきもちよく前に進んでゆく。
 空を見て、思わず笑顔になる季節になった。
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by fastfoward.koga | 2005-10-02 01:09 | 一日一言