言霊の幸わう国

 先日買った雑誌「psiko」。
 創刊号の巻頭特集は、『女と男のマッチングセオリー・わたしの「最高の相手」はだれ?』。
 雑誌にしてはすみからすみまで読めて、1冊の本の中に印象に残る言葉があちこちに散りばめられていた。

 たとえば。
「男はあきらめが早すぎて、女は見極めが早すぎる」。
「別れの主導権は女性にあり」。
 などなど。
 
 全体的に、世の未婚男性はココが弱い・・・、という意見が多かったように思う(わたしが女性だということもあるだろうけれど)。
 特に目をひいたのが、「男性の恋愛力、くどき力が目に見えて衰えている」という部分。
 明治大学の心理カウンセラーの諸富祥彦氏はその理由をこう記していた。
 「男の負け犬君を量産するのは母親の育て方のせいで、欲しいものを表現する前に与え、挫折や傷つきから遠ざけた結果」だと。 

 読んですぐは、ほら見ろ、と思った。
 女性じゃなくて、男性が悪いんやん~と。

 でも、ちょっと待てよと考えた。
 挫折したり傷ついたりしていても、ぬくぬくとした環境で育ってきたのはわたしも違いない。
 帰ったら部屋には暖房がついていて、ハハの作ってくれるゴハンも温かくおいしい。
 チチの買ってくる新鮮な魚を食べ、お風呂もいつだって入れる。

 人が人に惹きつけられる。もしくは、人が人を惹きつけるには。
 隙が必要だと思う。
 心やきもちに隙があるときは、そこを埋めようとなにかを求める。
 でも隙がないと、そういう感情が生まれたとしても入り込む余地がないから熱が冷めたらそこで終わってしまう。

 どう考えても、わたしには心にもきもちにも隙がない。
 毎日が満足! なんてことはないけれど、なんだかんだ今の自分や環境や状況には満たされ感がある。

 マイナスの感情は、誰だってできるだけ避けたいはず。
 でも、寂しいとか物足りないとか、やっぱり人には必要なのだ。
 そして、そんなふうに誰かを求めたときに、誰かを別の人やモノにすり替えたりしてはいけない。
 ごまかしつづけていたら、いつかしっぺ返しがくる。
 
 このままじゃ、いかんのだ。


注 : 記事は、かなり省略しています。気になったら、鵜呑みせずぜひ雑誌を読んでみて
   ください。
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by fastfoward.koga | 2005-12-11 00:00 | 一日一言