言霊の幸わう国

手紙を書くよ

 今年は手紙を書こうと決めていた。
 ただそれを目標にしてしまうと仕事のように数値管理してしまうので、書こうと思ったときに便箋と封筒を取り出そうと思っていた。

 メールも電話もあるけれど、届くまでのタイムラグのある手紙がすきだ。
 手紙のいいところは、自分の書いた思いが届くまでの間に発酵されることと、自分の直筆で相手に思いを伝えられることだとわたしは思う。

 今年初めての手紙のあて先は、Y嬢。
 よし書こう! と思い立ってペンを握ったものの、伝えたいなにかが強くあったわけでもなく。
 書き始めてすぐに、手が止まってしまった。
 でも、不思議と最近気に入っている紺色のペンはすーっと動き出した。

 そんなふうに書いた手紙に、返事はすぐ届いた。
 彼女も同じように、思ったことをそのまま手紙にしてくれたようだった。
 ふふふと、笑いながら手紙を読み進め、最後の一文で声を出して笑った。

  「××ちゃん(わたしの名前)からの手紙をポストで見つけた時に
  あ:すきな人できたのかなと思ってしまった私。」


 そういえば、昔はすきな人ができるとなぜかいつも彼女には手紙で知らせていた。
 今回は残念ながら、違う。
 でも、今年はみんなにもそんな報告が手紙でできればいいなと思う。
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by fastfoward.koga | 2006-01-25 21:17 | 一日一言