言霊の幸わう国

1月の巻

1  村上春樹   国境の南、太陽の西 ※
2  村上春樹   風の歌を聴け
3  吉本ばなな  虹 ※
4  村上春樹   風の歌を聴け
5  村上春樹   ダンス・ダンス・ダンス(上)
6  村上春樹   ダンス・ダンス・ダンス(下)
7  村上春樹   回転木馬のデッド・ヒート
8  吉本ばなな  不倫と南米 ※ 


 村上春樹が描く、主人公の男性がすきです。
 いつも誰かに「あなたってちょっと変わってるわね」と女性から言われる人。
 でも自分はそんなことはないと思っていて、普通では考えられないことが起こっても、静かに時をみはからいそれを解決しようとする人。
 そして、自分の意志で行動が起こせる人。

 現実にいたら・・・。
 すきにはならないけれど、惹きつけられるかもしれません。
 世界とつながっているようで、つながっていないようで、つながっているのかなと思わせる複雑さがあるので、わたしにはついていけないでしょう。きっと。

 いろんな作品の主人公の中で1番すきなのは、「海辺のカフカ」の主人公です。
 彼はまだ15歳なので、他の作品の主人公のようにはまだ動けません。
 でも、自分の年齢をしっかりと認識した上で自分になにができるのかを考える頭をもっています。
 そんなところに、好感をもちます。

 恋らしい恋をしていないわたしは、仕方なく本の中で恋をしています。
 そんなことから、1月は村上春樹を貪るように読みました。
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by fastfoward.koga | 2006-02-06 00:33 | 本の虫 | Comments(14)
Commented by tabijitaku at 2006-02-06 08:11
ハイペースですね。わたしは本を強く欲する時期と、そうでない時期というのが明確で、いまは後者です。風の歌を聴け、が入ってますね。保坂和志の「プレーンソング」という小説が、わたしの中ではなぜか、風の隣町の物語のような気がしてなりません。理屈ではないんですけど。村上さんと保坂さんは何かと比較されることが多いみたいです。
Commented by fastfoward.koga at 2006-02-06 11:14
tabijitakuさん、いらっしゃいませ。
「風の歌を聴け」は先日、tabijitakuさんからお話をいただいていましたので、あのあとさっそく読みました。
ここから始まっていたのかと思うと、感慨深いものがありました。
保坂和志の「プレーンソング」は過去に読んだことがありますが、あまりいい印象が・・・。
でも読み返してみます。今度はなにか違うものを感じるかもしれませんしね。
Commented by kabashun at 2006-02-06 22:50
こんばんはー。
自分のところでレスかいてたら、途中でリアルタイムにkogaさんのコメントが入ってきたので
こっちにコメントしにきました(笑)
最近、ボクもめずらしく本を読んでるんです。
電車の中でだけですけど(笑)
そのくらいしかゆっくり自分の時間作れないってのも厳しいなぁ。
恋の話とかは読んでないなぁ。家族ネタ、親子ネタが多いかも。
本の中くらい現実逃避したいと思うんですけどなぜか手に取る本は
リアルなものが多いんですよね。
Commented by cool-october at 2006-02-06 23:19
カフカは星野君が魅力的ですね。
Commented by goggo911 at 2006-02-07 06:41 x
もっぱら絵本の私ですが、
ごっごは今、
「消防犬ドット」と
「シュレーゲルのプレゼント」が大好きです。
後者は私のお友達が
「これ友達が描いたの」といって教えてくれた絵本です。
開けてすぐの赤いページが
舞台のドンチョウ?みたいでステキですよ。
Commented by BoneWhite at 2006-02-07 19:19
村上春樹、よく読まれるのですね。昨年2冊ほど読みましたよ。
が、なんといって言いのか言葉に出来ない…
簡潔にはまださっぱり分かりません!なのです。
しかし心惹かれます。ちょっと何回か読み返しそう!というところです。
ここで少し学習させて頂きながら。
Commented by fastfoward.koga at 2006-02-07 20:49
kabashunさん、こんばんは!
リアルタイムだったんですね、ちょっと酔っ払ってたので気づきませんでした(笑)。
現実逃避できずにリアルなものを読む、というのはわかる気がします。
わたしもいわゆる恋愛ものは読みませんが、気づくと本の中にガーッと入り込んで現実よりもより現実らしく感じて読んでいることがあります。
Commented by fastfoward.koga at 2006-02-07 20:52
coolさん、こんばんは。
星野くん、いいですよね~。
彼がいるからこそ、カフカ少年が少年らしくあれたのだと思います。
Commented by fastfoward.koga at 2006-02-07 20:53
goggoさん、こんばんは。
ゴッゴは本をたくさん読む子にしたい、と親でもないわたしはひそかに思っています。
ゴッゴが嫌がっても、プレゼントは本にするのだ!
だから、goggoさんもたくさん一緒に本を読んであげてね。
「シュレーゲルのプレゼント」は今度行ったときに、読ませてもらおうかな。
Commented by fastfoward.koga at 2006-02-07 20:55
Boneさん、わたしも数年前は村上春樹の描く世界は理解不能でした。
でもなぜか今はするすると言葉が頭に入り、その世界に体がすっと馴染みました。
なにが言いたいのか、なんてことを考えてもわからないので考えませんが、ただただあの世界観がすきなんです。
Boneさんも、また少しずつ広げていってみてくださいね。
Commented by caosoi at 2006-02-07 21:48 x
最近の私のお気に入りは
「ペギー・スー」シリーズです。
著者はセルジュ・ブリュソロというフランス人。
子ども向けのファンタジー小説で、主人公がペギー・スー。

メガネをかけた、わりと冷静な、でもカッコイイ男の子には弱い
ペギーなんですねえ。
けっこう不気味だったり、妙にリアルな怖さがあったりで
大人が読んでも楽しめるんだよ。詩のような台詞がでてきたりもして。
一作目のラストあたり、泣いてしまうねんなぁ。
これは、掘り出し物でした。
そうそう。「博士の愛した数式」読んだよ。数式はさっぱりな私ですが
心に沁みた。いろんな音が聞こえてくる気がした。
Commented by fastfoward.koga at 2006-02-09 22:40
caosoiさん、それは耳寄り情報!
さっそく、探してみるわ。
大きい本屋じゃないとないような本?

「博士の愛した数式」は、いいよねぇ。
うちのハハは珍しく、あの映画が見たいといいましたわ。
なんとか一緒に見にいければと思ってます。
Commented by caosoi at 2006-02-10 22:39 x
ああ!映画も絶対観ようと思ったわ。
ルート役の少年と、成長したルート役の吉岡君は
ビックリするほど似てるのね。かわいいねん(笑)

ペギー・スーは角川文庫から出てるで。
なぜか、シリーズすべてを梅田の本屋で買ったけど・・・
JRの御堂筋口のほうの。
大きい本屋のほうがいいかも。
Commented by fastfoward.koga at 2006-02-10 23:25
caosoiさん、ありがとさん。
明日、探してみます~。

映画は小説にないルートの成長したところが描かれているけど、それがまたいいと評されていたので、たのしみにしてんねん。